必要なのは「アプリの数」ではなく4つの役割
韓国旅行アプリを十数個入れても、到着直後にどれを開くか迷えば準備したことになりません。初めての旅行では、地図、タクシー、防災、公式観光情報の4つに分けると管理しやすくなります。
| 役割 | 基本アプリ | 出発前に保存するもの |
|---|---|---|
| 場所検索・徒歩・公共交通 | NAVER Map | 韓国語の施設名と道路名住所 |
| タクシー配車・自動決済 | k.ride | アカウント、カード、正確な乗車位置 |
| 災害情報・避難施設 | Emergency Ready | 言語、位置情報、通知設定 |
| 旅行計画・公式情報 | VISITKOREA | 行きたい場所、イベント、1330案内 |
この4つは、航空券、鉄道予約、施設チケットを一括管理するものではありません。実際に予約したサービスには、運営会社の公式サイトやアプリを追加します。
1. 最後の経路確認はNAVER Map
NAVER Mapは、正しい支店、地下鉄出口、バスの乗り換え、駅から入口までの徒歩区間を確認するときに使います。日本語表示にしても、目的地は韓国語の道路名住所で検索する方が確実です。
自宅でホテルを検索し、韓国語名、区・地域、道路名住所、最寄り駅の4点を予約確認書と照合してください。韓国語が見える状態でスクリーンショットを残すと、通信できないときや現地スタッフに見せるときにも使えます。
NAVERは2026年6月、外国人向けにパスポート認証を導入し、対応する予約・注文・決済サービスを韓国の電話番号なしで利用できる範囲を広げました。ただし、すべての店舗や連携サービスが同じ条件ではありません。まずは場所検索と経路案内を基本機能として準備します。

2. タクシーの予備手段はk.ride
k.rideはKakao Mobilityが提供する外国人旅行者向けの配車アプリです。公式サイトでは、日本語を含む4言語の画面、目的地検索と運転手との自動翻訳チャット、配車前の予想料金、カードやモバイル決済を案内しています。
出発前に登録し、カード会社の本人確認やSMSを受け取れる環境で支払い方法を追加してください。カードが登録できても実際の承認は発行会社に左右されるため、別ブランドのカードを予備として持つと安心です。
ホテルを目的地に入力し、NAVER Mapと同じ場所にピンがあるか確認します。空港や大きな駅では乗車階・車線・出口が複数あります。現在地の青い点だけに頼らず、車が停車できる道路側に乗車ピンを置き、車両番号を照合してから乗ります。

3. 防災情報はEmergency Ready
現在のEmergency Ready Appを入れ、ストアで「Old」と表示された旧版は避けます。韓国行政安全部の2026年資料では、22言語の災害通知、災害時の行動要領、避難施設、公的医療施設などを提供しています。
平常時に一度起動し、日本語、位置情報、通知、対象地域を確認してください。避難施設の画面まで開いておくと、警報が届いたときに初めて操作する必要がありません。
アプリは緊急通報の代わりではありません。差し迫った危険では、警察は112、消防・救急は119に連絡し、現場の係員や自治体の指示に従います。ホテルの韓国語住所もオフラインで表示できるようにします。

4. 公式の旅行計画はVISITKOREA
VISITKOREAは韓国観光公社の公式観光情報です。観光地、グルメ、宿泊、買い物、祭り、地域情報の確認や、Travel Planner、モデルコースの比較に向いています。
出発前に候補を絞り、開催日や重要なお知らせを確認する用途で使います。建物の入口やチェーン店の支店まで案内する地図とは役割が違うため、最後は韓国語名や住所をNAVER Mapに移してください。緊急ではない旅行相談や通訳支援には1330韓国観光案内への入口も確認しておきます。
位置連動のイベント・特典通知は任意です。旅行中に必要でなければ、基本の観光情報を見るためだけに常時通知を許可する必要はありません。

必要な旅程ができてから専門アプリを追加する
市内バスを頻繁に使う予定なら、停留所と到着情報を確認するKakaoBusを追加できます。鉄道を予約したときは鉄道会社、航空券やホテルの管理が必要なときは該当会社の公式アプリを追加します。
「いつ使うか」を説明できないアプリは一度外して構いません。地図、タクシー、防災、公式観光情報の4つをすぐ開ける状態の方が、未確認のアプリを大量に持つより実用的です。
出発前に1回ずつ動作確認する
インストールだけで終わらせず、次の操作を実際に行います。
- NAVER Mapでホテルを検索し、到着空港からの経路を表示する。
- k.rideで配車は確定せず、ホテルを目的地にしてピンと予想料金を見る。
- Emergency Readyで言語と通知を確認し、安全施設か行動要領を開く。
- VISITKOREAで観光地を一つ保存し、1330の入口を探す。
- ホテルの韓国語名、住所、電話番号、予約番号、112・119を一つのオフラインメモにまとめる。
登録やカード認証が自宅で失敗すれば、代替手段を準備できます。到着後では、ローミング、電池、荷物、空港移動を同時に処理しなければなりません。
通信切れと電池切れに備える
最初の経路、ホテル住所、予約確認書はスクリーンショットで保存します。航空会社の持ち込み規定に合うモバイルバッテリーを用意し、SIM・eSIMが到着後に有効になる手順も確認してください。公共Wi-Fiだけを宿泊先住所の入手手段にしないことが大切です。
小さな紙にも韓国語のホテル名と住所を書いておくと、スマートフォンを紛失したときに案内所、タクシー、警察で使えます。初めて開く5個目の地図アプリより、確認済みのオフライン情報が役立ちます。
アプリだけでは確定できないこと
営業時間、最終列車、チケット、予約条件は、運営会社や施設の公式ページでも再確認します。地図のピン、予想料金、翻訳された口コミ、到着予測は変更されます。カードのロゴが表示されても、発行会社の承認まで保証されるわけではありません。
災害時はアプリ通知より避難命令や現場の指示を優先します。医療、警察、入国管理、法律に関する判断は、一般の旅行アプリではなく該当する公的機関を利用してください。

